なぜ⼼臓外科を志望されたのですか？

大学卒業後、弁膜症内科治療では限界がある症例に対し苦戦していく中で、逆流の完全制御を目指せる心臓外科に大変感銘を受けました。昨日まで命が危なかった子たちが、手術を受け元気になる姿を見るのは本当に嬉しく、この治療法は本当に素晴らしいものだと感じました。その中でも麻酔を選んだ理由は日頃から麻酔をする上で悩むことが多かったからです。心臓麻酔が他の麻酔にも大きく生きると助言をいただき、麻酔を選択しました。

JACCTとはどのような場所ですか？

JACCTは皆、どんな時も一丸となって症例に向き合えるチームだと思っています。このチームにいるとどんな困難な状況でも諦めずに進むことの大切さを忘れることはありません。実際に私は心臓麻酔医として育ててもらい、多くのことを学び、自分に自信がつきました。やる気があればいろいろなことを任せてもらえる場所であり、自分を大きく成長させてくれる場所です。

JACCTで研修を検討されている皆様へ⼀⾔

麻酔は心臓外科を行う上でかなり重要です。そしてもちろん簡単ではありませんがとてもやりがいがあります。おそらく「麻酔をかける」ことへの考え方がガラッと変わるでしょう。そして心臓麻酔を勉強することは、他の疾患の麻酔をかける際にもとても役立ちます。是非この素晴らしいチームの一員になり、より多くの心臓病の動物を救っていきましょう。